偽造防止ラベルMSL

偽造防止ラベルMSLはマイクロカット・セキュリティラベル(Microcut Security Label)の略で、改ざん防止用の封印タイプのラベルとして弊社の特許技術により製作しております。

細かい模様でデザインされたMSLラベル(セキュリティシール)は封印タイプ偽造防止ラベルとしても印紙ラベルとしてもご使用いただける世界で唯一の製造技術により製作された「商品に貼る 偽造防止対策製品」です。
偽造防止ラベルMSLには大きな3つの特徴があります。

「模造できない」

「目視判別が簡単」

「再利用できない」

微細形状で出来た封印タイプの偽造防止ラベルを商品に貼ることで、その権利を守ることができます。特許取得の技術を使用した精密な形状を模造するのは技術的に不可能ですので安心してご使用いただけます。図柄は各社独自のオリジナルを製作いたします。

帯巻された封印タイプ偽造防止ラベル「MSL」
MSLラベルの帯巻

図柄サンプル&貼り付け見本

マイクロカット・セキュリティラベルの形状は細かい切り抜きが特徴(画像の模様はサンプルです。マイクロカット・セキュリティラベルは全てオリジナルデザインで製作しますので、同じデザインはありません)。右の画像は封印タイプ偽造防止ラベル「MSL」を貼った商品。
偽造防止ラベルMSLの形状は細かい切り抜きが特徴。 右の画像は封印として貼ったMSL。

図柄サンプルの白い部分はすべて抜きになっており、放射状の線と文字だけで出来ています。このような形状を刃型で抜くのは不可能ですが、それをセキュリティラベルにしたのが「偽造防止ラベルMSL」です。

偽造防止ラベルMSLの特徴

模造できない

特許取得の独自技術で製作
  • 特殊技術により切り抜いた細かい文字や模様の図柄をセキュリティラベル(セキュリティシール)にしています。
  • 印刷材料は独自開発した材料を使用。同じ材料の入手は不可能です。
  • 特殊行程により製作しておりますので製作用の機械も当社で開発したものです。

目視判別が簡単

素人が見ても目視判別できます
  • 封印ラベルとして使用した場合、開封前のラベルと開封後のラベルの目視判別が簡単にできます。
封印タイプ偽造防止ラベル「MSL」で封印すれば、封が開けられた場合破れた後が必ず残ります。
偽造防止ラベルMSLは封を開けると破れた後が必ず残りますのでラベルを見れば目視判別が簡単に出来ます。

再利用できない

一度剥がすと貼り直しは不可能です
  • 文字や模様を使った図柄は一度剥がすと細かい部分が切れたり図柄の一部が残りますので、剥がしたラベルをもう一度再利用することは出来ません。
柔軟なラベルだから
湾曲部分にも貼れます
  • 切り込みを増やすことでセキュリティラベルの形状に遊びが出来ますので、凸凹部分がある場所に貼ることも可能です。
微細な図柄は剥がすことができません。 無理に剥がすと千切れるので、剥がして貼り直す事ができません。
微細な図柄は剥がすことができません。 無理に剥がすと千切れるので、剥がして貼り直す事はできません。

他の偽造防止手段との併用

用途に応じて、偽造防止ラベルMSLは、以下の偽造防止手段との併用が可能です。なお、偽造防止手段は常に新しい手法が開発されていますので、その時々に応じた最適な偽造防止手段と組み合わせることが可能です。(写真はiPhoneのカメラ機能を使って読み取り用のアプリからスクリーンコードの情報を得るためにシールを撮影しているところ)
MSLでは現在のところ下記の6種類の偽造防止手段と組み合わせることができます。用途に合わせてご用命ください。

iPhone用スクリンコードアプリ

 スクリーンコードによる判別

スクリーンコードが印刷されたシール

埋め込まれたコードをリーダーで読み取り、音声や動画などに出力する技術です。iPhoneアプリでも読み取ることが出来るので汎用性が高く、埋め込まれたコードが外見ではわからないのが特徴となっており、デザイン性が重視される印刷物などに適しています。スクリーンコードは出力の際、音声や動画などの様々な形で表現できるので用途に合わせてお使いいただけます。また、専用のiPhoneアプリを使用して読み取ることもできるのが大きな特徴です。

 ホログラムによる判別

ホログラムを併用

ホログラムは光の干渉縞を利用して3次元像を平面に記録する写真技術です。商品券・ギフト券・クレジットカードなどに幅広く利用されています。近年では紙幣などにも使用されている最もポピュラーな技術です。技術開発は現在も進められています。

 紫外光線による判別

発光インキで印刷することでブラックライトに発光する

特殊発光インキで印刷した部分にブラックライト(紫外線)を当てると発色する技術です。ブラックライト (black light) は、わずかに眼で見える長波長の紫外線を放射するライトです。人間の目ではほとんど見えませんが、ブラックライトを当てた物体の中に含まれる蛍光体に発光します。

 マイクロ印字での判別

マイクロ文字とは肉眼では認識できないような微小な文字を印刷し、線部や図柄の一部などに入れ込む技術です。解像度の低い複写機では複製できないことから、当該印刷物の真偽を確認する手段の一つとなります。紙幣にも使用されている技術です。

 角度による変色での判別

印刷部分が見る角度によって色が変化して見える技術。偏光インキを印刷することで、一見何も印刷されていないように見えても、角度を変えたり光の加減によって色が変化します。
カラーコピーやスキャニングにも反応しません。

 2次元コードによる判別

2次元コードとMSLの組み合わせ例

携帯電話でもお馴染みのデータベース技術です。二次元コードは、横方向にしか情報を持たない一次元コード(バーコード)に比べ、水平方向と垂直方向に情報を持つ表示方式のコードで、より多くの情報をコード化できる上に印字面積も小さいのが特徴です。世界の文字を直接コード化できることから、アジアでは今後、現在考えられてもいない方向へと進化していく可能性も潜んでいます。

偽造防止ラベルMSLは既製品ではありませんので、すべてオーダーメイドとなります。お客様の使用目的や貼る場所に応じて最適な機能とデザインをご提案いたします。

偽造防止ラベルMSL製作の流れ

使用目的の確認

お客様との最初の打ち合わせは使用目的の確認となります。この時点でどういった商品に貼るのか、封印タイプか証紙タイプにするのかといった初期的な診断をいたします。

STEP
1

偽造防止機能の選定

偽造防止ラベルMSLだけでも十分に偽造防止手段としては高レベルですが、他の偽造防止手段と組み合わせることによって更に安心度が増します。最適な組合せをご提案いたします。

STEP
2

デザイン打ち合わせ

デザインはお客様のご要望に応じて製作いたします。会社のロゴなども使用できます。もちろんデザインを提供していただいても結構です。ただし機能的な所も関わってきますので当社スタッフと綿密な打ち合わせを行っていただきます。

STEP
3

偽造防止ラベルの製作

機能もデザインも決まりましたらラベルの製作に入ります。製作期間は個々によって違いますので当社スタッフが製作前にお知らせいたします。

STEP
4

納品

検品後ご指定の場所に納品いたします。

STEP
5
印紙タイプ偽造防止ラベルDSL